最後の柱は、ひとつ前のコラムの最後に書いた、なんとなくコーディネイトが出来る
そう、コーディネイトしやすい服です。
服には、色やデザインやバランスなどにおいて、匂いやテイストがある。
それぞれ服の誕生の歴史や時代背景、発展の経緯などから作られるそれは
また分解や化合を繰り返して新たな匂いやテイストになってゆく。
コーディネイトとは、匂いが複雑に入り組んだ服を、丁寧に見ながら
一つ一つの匂いを明確にし、同じ匂いをつなぎ合わせ、一つの様子をつくること
もちろん、服を着る本人の意思が伝わるかたちで・・・・・
それはそれは大変な作業。膨大な情報と知識と試行錯誤、
そして慣れと勇気と客観性とチョットした自信・・・・つまりはなかなか難しい。
だから、私達がセレクトしています。
一つの服の中にある様々な表情をとらえ、その多様性を読み取り
隠れた匂いをつなぎ合わせる事が可能なモノを・・・
相容れないものたちがいれば第3のアイテムを仲介させ
一つにつなぎ合わす事が出来るモノを・・・・
数多くの試みからでた答えをもとに、ありきたりにならず、はみ出し過ぎ無いモノを・・・・
さて、長々と役に立つ服について書いてきましたが、この三つの柱をクリアしていても
RECTANGLEのセレクト商品になる分けではありません。
この先にさらなる関門が・・・・ それでは次回。